【バターは栄養・ビタミン豊富】上手にとって美肌を目指しましょう
バターは「脂肪・脂質が多い、」「何か太りそう」と敬遠する人もいるかもしれません。
しかし、ビタミンA・Eが豊富で美容に良い食品です。
適量を守って美肌を目指しましょう❣
バターの栄養(10g中)
有塩バター | 無塩バター | |
エネルギー | 約75 Kcal | 約76Kcal |
たんぱく質 | 0.06g | 0.05g |
脂質 | 8.1g | 8.3g |
炭水化物 | 0.02g | 0.02g |
カルシウム | 1.5㎎ | 1.4㎎ |
ビタミンA | 52㎍ | 79㎍ |
ビタミンD | 約0.1㎍ | 約0.1㎍ |
ビタミンE | 0.15㎎ | 0.14㎎ |
食塩相当量 | 約0.2g | 0gg |
コレステロールは10g中 約21㎎
バターのビタミンパワー
老化の原因と言われているのが「酸化」と「糖化」です。
この「酸化」と「糖化」は食事によって予防することができます。
細胞がさびる
細胞がさび付いてもろくなる=「酸化」の原因の一つは活性酸素です。
私たちの体は呼吸で取り込んだ酸素を消費しながらエネルギーを産生しています。
その過程で取り込んだ酸素の2%程がより反応性の高い「活性酸素」というものに変化します。
これが「さび」と呼ばれるものです。
活性酸素は酸化力が強く、ウィルスや病原菌を殺菌するなどの有効な働きをする一方、過剰になると体内の細胞を劣化させ、血管などをもろくします。
また、細胞の遺伝子情報が傷つけられ細胞ががん化するなど様々な生活習慣病の原因になると考えられています。
酸化の原因となるのは喫煙、アルコール、大気汚染、紫外線、過度な運動、脂肪の摂りすぎです。
私たちの体は活性酸素を抑える酵素を持っていますが、年齢を重ねると、その酵素の量は減少します。
ですから、「食事」によって活性酸素を打ち消す必要があります。
「抗酸化力」が期待できる栄養素はビタミンA・C・E(ビタミンエース)、ファイトケミカルです。
- 動脈硬化
- 肌荒れ
- シミ・クマ
抗酸化作用の強い栄養素を取り入れる
ビタミンエース、β-カロテン、ファイトケミカルを含む野菜や果物を積極的に食べましょう。ただし、果物には果糖が多いので食べ過ぎ注意です。
体がこげる
砂糖の糖と小麦粉のたんぱく質がフライパンの熱で結びつき褐色に変化する現象を「糖化」といいます。
体の中でも同じ反応が起きます。
食事で摂取したブドウ糖と、細胞や組織を構成するたんぱく質が体温などで結びつき糖化が起こります。
糖質の摂りすぎで血糖値が高い人ほど、糖化による細胞の老化が進行していきます。
さらに糖化が進むと、AGEs(終末糖化物質)を生成します。
AGEsは体内に蓄積されて皮膚や骨、血管などの弾力を支えるタンパク質の一種であるコラーゲンの繊維を切断し、シミ・シワ、肌のたるみだけでなく血管、骨などの全身の老化にも重大な影響があると言われています。
- 骨粗鬆症
- 毛細血管の劣化
- シミ・たるみ
糖化を防ぐ食べ方
① 高糖質+たんぱく質の組み合わせに注意
卵と砂糖、小麦粉など、たんぱく質と糖質の組み合わせは控えめにしましょう。さらに加熱するとAGEsは多くなり、糖化を促します。
② 血糖値を急激に上げない食べ方で
野菜など食物繊維の多いものから食べ、たんぱく質、脂質と食べ進め、最後に糖質をとると良い。
バターに含まれる主な栄養素
ビタミンA
皮膚や粘膜、細胞などを強くし、抗がん作用も期待されています。
野菜に含まれるカロテンが体内でビタミンAに変わります。
- 鶏レバー
- 豚レバー
- うなぎ
- 卵
- モロヘイヤ
- 人参
- あしたば
- かぼちゃ
など
ビタミンE
「若返りビタミン」といわれるほど強い抗酸化作用があり、細胞膜の酸化を抑制します。
- アーモンド
- ピーナッツ
- いくら
- モロヘイヤ
- うなぎ
- かぼちゃ
- 赤ピーマン
- 植物油
など
ビタミンD
カルシウムの吸収を促進し、骨や歯の健康維持に欠かせないビタミンです。
血中のカルシウム濃度も調整します。
- いわし丸干し
- 鮭
- さんま
- しらす干し
- きくらげ
- しめじ
- まいたけ
- 干しシイタケ
など
カルシウム
骨や歯の主成分です。
体の機能の調節にかかわり、筋肉が正常に収縮するのを保つ働きがあります。カルシウムは主要ミネラルで1日100㎎以上の摂取が必要です。
- 牛乳
- チーズ
- 桜エビ
- わかさぎ
- あつあげ
- モロヘイヤ
- 小松菜
など